使い捨てOK!嘔吐対応に使える紙パックちりとりの作り方(Youtube動画あり)★
もくじ
☟ 詳しい作り方については、こちらの動画で解説しています。
気温が低く、乾燥する冬は、ウイルスたちの大好きな季節です。
今年も、もうすぐノロウイルスが流行る時期がやってきます。
嘔吐は、ノロウイルスの代表的な症状の一つですが、嘔吐物の処理は、皆様どうされていますか?
凝固剤で固めたとしても、そのあとの処理をどうすればよいのか、悩む人も多いのではないでしょうか?
この記事では、嘔吐対応にお使いいただける、使い捨ての紙パックちりとりの作り方についてご紹介します。
とても簡単で、必要な道具が少なく、飲み終わった牛乳パック等で作れるので、材料費がほとんどかかりません。
大変便利で、私の勤務していた学校でも先生方から好評だったので、ぜひ、ノロウイルスが流行る前に作り置きしてみてください。
☟ こんな感じの紙パックちりとりを作ることができます。

- 学校で、牛乳アレルギー等のある子どもが近くにいる際のご使用は、紙パックの取り扱いにご注意ください。
- 紙パックちりとりを使えば、必ず感染を防げるわけではありません。嘔吐物の処理には、感染対策に十分ご注意ください。
用意するもの

- 紙パック
- 油性ペン
- はさみ
- ガムテープ
私が勤務していた学校では、紙パックは、先生方に寄付してもらっていました。
また、小さい紙パックちりとりには、給食で出る牛乳パックを使っていました。
紙パックちりとりの作り方
手順① 紙パックの上部を切り取る
紙パックの注ぎ口を開きます。

紙パックの上部を切り取ります。
深めに切り込みを入れると、上部を切り取りやすいです。
手を切らないように気をつけてください。

手順② 紙パックに切り取り線を書く
どの面を下にしてもいいので、紙パックを横に倒し、画像のように、T字になるように線を書き入れます。
このT字が、切り取り線になります。

手順③ 切り取り線に沿って紙パックを切る
切り取り線に沿って、紙パックを切ります。
慣れてきたら、T字を書かずに切っても、もちろんOKです。


手順④ 切った部分を左右に開き、ガムテープでとめる
紙パックを左右に開き、ガムテープでとめます。
この作業をすると、紙パックが補強されて、より使いやすくなります。


反対側も同様に、ガムテープでとめます。

完成!
完成です。
お疲れさまでした!

嘔吐物を集めるときは、大きいものと小さいものを組み合わせると、使いやすいです。
左から、1ℓの紙パックで作ったもの、500mLの紙パックで作ったもの、200mLの紙パックで作ったものです。

おわりに
私が勤務していた学校では、嘔吐対応セットの中に、紙パックちりとりを入れていました。
紙パックちりとりを使えば、子どもが嘔吐した際、養護教諭だけではなく他の先生方も対応しやすくなるかと思います。
また、保健委員の委員会活動として、各家庭から持参した紙パックを使って、紙パックちりとりを作るのもよいかもしれませんね(コロナウイルス感染症、牛乳アレルギー等の予防には、十分ご注意ください)。
嘔吐物の処理に困っている人は、ぜひ紙パックちりとりを作ってみてください!
