全校種・全年齢で使える！数字でみる◯年間

2022年2月4日 2022年3月19日

nun_yogoteacher

卒業シーズンの３月、小学校では、「数字でみる６年間」または「数字でみる１２年間」と題した内容の掲示物やほけんだよりを多く見かけます。

「数字でみる○年間」とは、子どもたちが学校に入学してから卒業するまで、または生まれてから卒業するまで、体や健康に関する情報を数字で表したものです。

たとえば、６年間で「心臓が動いた回数は約２億５，０００万回」、「飲んだ水の量は約２，６００リットル」、「眠っていた時間は約２年３か月」といった具合です。

自分自身に起こっていることが、実はとても大きな数字であるため、子どもたちの興味を引くことができます。

思ったよりも大きな数字であることに、大人でも驚きますよね。

しかしながら、数字は諸説あり、それらがどのように導きだされたものかを気にする機会は、子どもたちだけではなく、養護教諭自身も少なかったように思われます（私自身も、「そういうものだ」と思って、自分で検算したことはありませんでした）。

また、「数字でみる○年間」は、小学校独特のもので、幼稚園や中学校、高等学校では、あまり一般的なものではありませんでした。

今回、「数字でみる○年間」に関する情報ついて、インスタグラムで募集させていただき、いただいた情報を参考にしながら、だれでも簡単に「数字でみる○年間」を計算できるファイルを作成しました。

単純ではありますが、平均を年数分だけかけることで、小学校だけではなく、幼稚園から高等学校まで（そして大人も）使えるように、全校種・全年齢に対応させました。

養護教諭のみなさんも、数字の根拠を知るために、よければ一度計算式を見てみてください（大丈夫だとは思いますが、もし計算が間違っていたら、管理人までご報告ください）。

ぜひ、ダウンロードしてお使いくださいね。

大きな数字を、「牛乳パック○個分」とか、身近な物で表すのもいいきりん♪

数字でみる○年間（一部抜粋）

各項目の平均は、子どもの様子や年齢、発達段階、学校の状況によって異なります。

たとえば、睡眠時間の平均は、小学生では９時間であっても、高校生では７時間かもしれませんよね。

配布ファイルでは、各項目の平均値も変更できますので、必要に応じてご変更ください。